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長泉わくわく祭りの前身である「いずみわくわくまつり」において、アンケートを実施した際に、以下のような課題が挙がりました。

  • 町の個性を象徴するようなもの、目玉になるもの、核になるものがない
  • 住民参加が図られていない(特に若者や地元企業)
  • もっとエネルギッシュなイベントにならないか
  • 住民がそわそわ、わくわくするようなイベントにならないか

これらの課題を踏まえ、「長泉にぎわい創造会議」を開催し、町内から選ばれた委員を中心に行われた会議において、前述の課題を解決し、「住民総参加でイベントを創り、まちに生き生きとしたにぎわいと存在感を生み出す」ことを実現し、充分な効果を引き出すことができるものとして「踊り」を核としたイベントが最も有効な手段・手法という結論に達しました。そこで、新しいイベントとして、平成9年から「長泉わくわく祭り」が始まりました。

※踊りに焦点を絞った理由としては、住民に親しまれ、誇りと自信を持って後世に伝え続けることができる伝統芸能(文化)としての「踊り」を創作する必要があると考えたためです。

踊りを核としたイベントとするために、JR御殿場線下土狩駅前の大いちょう通りを会場にして、住民参加型の「踊りパレード」を実施しました。踊りに使われている「ポケットに勇気を」という音楽は、軽快で明るく、耳に馴染みやすいものを目指して製作し、踊りに合わせた振付も子供から高齢の方まで簡単に踊ることができるものにしました。

こうして、今では長泉わくわく祭りの代名詞ともなっている踊りパレードですが、平成23年度(第15回)は東日本大震災の復興支援として被災地の物産販売を実施し、原発停止による電力事情を考慮して夜のパレードの開催を見合わせた年もありました。

住民総参加でイベントを創るという当初の目的を実現するために、今後も熱く盛り上がるような祭りを目指して努力していきます。

過去のわくわく祭り